仮想通貨イーサリアム(Ethereum)の特徴と最新相場、19歳の少年により生み出された仮想通貨の実力とは

仮想通貨イーサリアム(Ethereum)は、数ある仮想通貨プロジェクトの中でも特に有望なプロジェクトのひとつだ。

イーサリアムのビジネス活用を目指すイーサリアム企業連合には、マイクロソフトやインテル、JPモルガン、韓国SAMSUMG、日本のトヨタやKDDI、NTTデータなど世界を代表する企業が参加をしており、イーサリアムへの期待の高さが分かる。

イーサリアムは、2013年にロシア出身のヴィタリック・ブテリンという人物により考案がされた。当時、ヴィタリック・ブテリンは若干19歳という若さだったが、エンジニアとして類まれな才能を持っていた。

彼は世界中を旅する中で、ビットコインのブロックチェーン技術が様々な用途のアプリケーションに応用がされているのを目の当たりにし、あらゆる用途に応用ができるブロックチェーンのプラットフォームが必要だと考えた。そしてイーサリアムの開発に至る。

世界中の仮想通貨取引所で取引がされ、世界を代表する企業に注目される仮想通貨イーサリアム。一体どのような仮想通貨プロジェクトなのだろうか。

通貨はイーサ(ETH/Ether)時価総額は仮想通貨全体3位

イーサリアムの通貨単位は『イーサ(ETHまたはEther)』だ。世界中の仮想通貨取引所で取引がされており、取引の基軸通貨としても機能している。

イーサリアムの価格は12月に入り高騰をはじめ、一時1ETH=100,000円を突破した。2017年12月31日現在、1ETH=80,000円台を推移している。

時価総額は約7兆7千億円となっており、これは仮想通貨全体3位に位置する。2017年12月30日まで、イーサリアムは長らくビットコインに次ぐ2位を維持していた。リップルが12月に時価総額が10兆円を突破し、その影響でイーサリアムは3位に下落している。

仮想通貨取引所別のシェアについて、中国の仮想通貨取引所であるBinanceの市場シェアが高い。Binanceに次ぐ形で米国の仮想通貨取引所が続く。

時価総額7兆円と、仮想通貨市場の中でも大きなシェアを持つイーサリアム、どのような特徴がある仮想通貨なのか。

まず、ビットコインとイーサリアムの違いについて、ビットコインが決済のための仮想通貨として存在しているのに対し、イーサリアムはあらゆる用途に応用ができるブロックチェーン・プラットフォームとして設計され開発が進められている。

その基幹的な機能として、『分散型アプリケーション』と『スマートコントラクト』が実装されている。この機能がイーサリアムのブロックチェーン・プラットフォームを支える。

イーサリアム・分散型アプリケーション


イーサリアムはあらゆる用途に合わせてブロックチェーン技術を自由に活用できるように設計され、開発者はイーサリアム・プラットフォーム上で稼動するアプリケーションを自由に開発することが可能だ。

そして、イーサリアムでは独自の仮想通貨を自由に開発することができる。用途に合わせたルールや機能も設定が可能で、それぞれの仮想通貨はイーサリアムのネットワーク上で稼動する。

イーサリアム・スマートコントラクト

イーサリアム・スマートコントラクトは、取引における契約を自動的に実行・保存していく機能だ。

スマートコントラクトでは、ブロックチェーンに契約内容を記述することで、それが自動的に実行されるようになる。契約が実行されると、契約内容や権利の移動などの履歴は保存され、自動的にブロックチェーン上に蓄積される。偽造や改ざんは困難だ。

例えば、不動産の売買においてイーサリアムが活用されるケースを想定する。現在、私たちが土地を購入しようと思うと、不動産会社を仲介として土地の所有者から所有権を買い取る。そして、不動産会社は複雑な手続きや審査、交渉などを行い、その対価としてマージンを得ている。

イーサリアム・スマートコントラクトを活用することで、不動産会社を仲介せずに土地を購入することが可能になる。

イーサリアムのブロックチェーンに土地売買における契約内容を記述することで、私たちは土地の所有者に対して土地代を支払ったと同時に、プログラムにより全ての契約が実行され、土地の所有権を得ることができる。イーサリアムのブロックチェーンにはその契約内容と土地の所有権の移動が記録される。

つまり、不動産会社を仲介せずとも、契約の実行と土地の所有権の移動が自動的に行われ取引が完了するのだ。これまで不動産会社に支払いをしていたマージンがなくなるため、購入者は安く土地を手に入れることができる。そして、複雑な取引が簡素化することで、市場の流動性が高まることも期待がされる。

ビットコインはブロックチェーン上に取引記録を保存するが、イーサリアムは取引記録を保存できるだけなく、契約の実行までブロックチェーン上で管理することができる。中央機関を介さずに、契約を自動的に実行できる点がイーサリアムの大きな特徴だ。

『取引内容を記録する』だけでなく、『契約を管理する』という部分が、ビットコインとの違いになる。冒頭に紹介をしたイーサリアム企業連合を中心に、世界的な企業がイーサリアム・スマートコントラクトをより壮大なプロジェクトに応用をしようとしている。

このスマートコントラクトの仕組みがイーサリアムを数ある仮想通貨の中でも突出した存在にならしめ、仮想通貨時価総額3位まで押し上げた理由と言っても過言ではない。

イーサリアムの将来性は高い

分散型アプリケーションやスマートコントラクト、イーサリアムは世界を代表する企業から熱い視線が送られている。

様々な業界で活用が期待され、今後も価格に影響を与えるアップデートも控えている。注目の仮想通貨プロジェクトに間違いないだろう。

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